古館地区防災ポータルサイト

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一般知識

1) 非常食とは・・・?

〇非常食ってなに?

 「非常食」とは災害(地震・水害など)に備えて普段から家や公民館などに備蓄・管理されている食品のことを指します。災害が起きたときに電気やガス、水道などが一時的に使えなくなった場合を想定して、常温で保存が利き、特別な調理器具がなくても食べられるものが望ましいとされています。

非常食はなぜ必要なの?

 非常食がなぜ必要なのか。過去の災害から非常食の必要性を見ていきましょう。
 平成16 年(2004)に発生した新潟県中越地震では、自宅にお米等の物資を蓄えていても激しい余震が続いた為に家まで取りに戻ることができず、地震が発生した数日間は食料が不足する状況が続きました。平成23 年(2011)の東日本大震災では道路が寸断され物流が麻痺してしまい、しばらくの間お店から商品がなくなってしまう地域もありました。また、被害の規模や状況によっては、電気・水道・ガスなどのライフラインが使えなくなってしまい、普段のような料理ができない場合があります。
 災害が発生した直後は、支援体制が整うまで時間がかかることが予想されますので、各家庭や町内会などの住民組織では「自助・共助(自らの命は自らで守る。自らの地域は皆で守る)」を基本に、最低限必要な水・食料を備えておくことが必要です。

2)最低限必要な非常食は?

〇最低3日分の食料を備えよう!

 災害発生後、公的機関の支援が入るまでの間は自分たちで生活を維持させていかなければなりません。一般的に電気・ガス・水道・交通などのライフラインが復旧するまでに3日間かかると言われており、最低3日分、できれば1週間分の水・食料、カセットコンロなどの備蓄が勧められています。また、災害発生後の当日1日分の備えとして、調理せずに食べられる食料品(缶詰、アルファ化米、栄養補助食品など)を用意しておくことも重要です。

▲3日分の備蓄食料品(大人1人分)の一例

3)非常食を備えるうえのでポイント

 災害時に必要なものは、それぞれの家族構成や家庭状況で異なってきます。もしもの時、本当に役立つ備えについて家族で話し合ってみることも大切です。以下、過去の災害を通じてあげられた非常食を選ぶ時のポイントを紹介します。

〇家族のニーズに合わせた備えを

 非常食を備えるときは一般的なリストを参考にしつつ、そのうえで家族のニーズを第一にして揃えることが大切です。避難先で必要なものが手に入りにくい場合もありますので、家族に乳幼児や高齢者、食物アレルギーなどがある人がいる時は適切なものを備えておきましょう。

〇体調不良を招く野菜不足の対応

 避難中の食事では野菜不足により栄養の偏りが出てしまう傾向があります。野菜不足が原因となり便秘、体調不良となりやすく病気につながるケースも多いと言われています。常温保存できる野菜ジュース、乾燥野菜やドライフルーツ、粉末の青汁を用意するなど、災害時でも栄養に考慮した非常食を選びましょう。

〇食べ慣れたものを備蓄するのが一番

 東日本大震災では「子どもが乾パンを食べてくれなかった」という体験談があります。食べたことがないものは非常時とはいえなかなか受け入れにくいものです。非常食を選ぶ時は出来るだけ普段から食べているものを選び、特別なものはあらかじめ試食しておくと安心です。

参考・引用

・出展:農林水産省Webサイト

 https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1609/spe1_01.html

 https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1609/spe1_02.html

・消防防災博物館HP

 https://www.bousaihaku.com/preparation/487/