NPO法人古館まちづくりの会
非常食を備えようと考えたとき、様々な種類の非常食が存在していることがわかります。以下、基本的な7種類の非常食を確認しながら各家庭の状況に合った非常食を考えてみましょう!
名前のとおり食材を乾燥させた食品のことを指します。長期間保存することが可能で切り干し大根や昆布などお湯で戻して食べるのが一般的です。主に野菜や魚が挙げられ、栄養価が高いのも特徴です。ただし、災害時にはお湯が使えない状況になる可能性もあるのでその際は注意が必要です。
カレーやご飯、中華丼など既に調理済みの食品がパックされており、通常常温で1年以上保存できるものが多いです。様々な種類の食品・味が販売されており、沢山の味を楽しむこともできます。お湯が使えない状況では温められないですが、最近は発熱材がついているレトルト食品も販売されるようになりました。
乾燥麺や生タイプ麺等の即席麺類でラーメン、うどん、そば、パスタなど様々な種類の味があります。袋に入ったタイプのもの、カップに入ったものがあり、カップ麺は食器として使用することができます。乾物同様、お湯が使えない場合は使いづらい場合があります。
水や熱が不要でどんな場所・状況でもそのまま食べることができる非常食です。魚、肉、果物など様々な種類があり、2年以上保存できる商品もあります。また、ツナ缶は残った油を使ってロウソク代わりに使用することも可能です。
避難生活でもっとも必要になるのが水分補給です。ミネラルウォーターの他、状況に応じて経口補水液、野菜ジュースなど数種類に分けて保存することを勧めます。避難生活で栄養が偏りがちな時に野菜ジュースで栄養を確保できると安心です。
「アルファ化米」とは一度お米を炊いた後に一定の処理を経て熱風乾燥させたものです。常温保存で5年以上保存することが可能でお湯や水を加えると煮炊きせずにご飯が出来上がります。最近は五目ごはん、カレー味など様々な種類の味を楽しむことが出来ます。
乾パンなどが代表的な食品として挙げられますが、他にも保存用のビスケット、ようかん、チョコレートなど様々な種類があり、日常生活で食べやすいものが多いです。非常食は塩味がおおくなりがちですが、併せて甘いものを備えておきましょう。
実際に、古館地区で非常食を購入可能な店舗・通販サイトを紹介します。
紹介するのは一例ですので、他も探してみましょう。
1) イオンスーパーセンター紫波古館店
住 所:紫波町高水寺字古屋敷16番1
営業時間:8:00~21:30
休 業 日:年中無休
1) Amazon --> サイトへ行く
2) あんしんの殿堂 防災館 --> サイトへ行く
令和元年(2019年)7月に古館地区の中学生が企画した「生き残れ!!防災サバイバル体験」(子どもを見守るまちづくり委員会主催)では古館地区の小・中学生が実際に数種類の非常食を食べ比べ、「非常食美味しいランキング」を作成しました。今回は上位3位までを紹介します。
(※ 現在、ランキングを取りまとめ中です。もう少々お待ちください!)
▲非常食試食体験の様子